ラットのバリエーションについて
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ラットには様々なバリエーションがあり、これらの組み合わせで数千通りものバリエーションが生まれます。
バリエーションの内訳は、柄・色・毛質・耳・目 などです。これらの特徴を正確に把握し、個体の識別に使います。
ラットのバリエーションに関してまともに説明しているサイトなかったので、私が作りました。
これができるとあなたもラット中級者ぐらい!
ちなみにこの程度のことも普通のショップの店員さんはわかりませんw
例 この子の特徴をなんと呼ぶ?

答え ブラック-ブレイズ-ブリッスル-立ち耳
という感じになります。
呪文のように聞こえますが、一つ一つ意味があるんです。
ブラック は 毛の色
ブレイズは 模様の名前
ブリッスルは毛質
立ち耳 は 耳の種類
言う順番は特に日本ではルールがありませんが、色、模様、毛質、耳、目が一般的ですね。
(上の子は目は普通のブラックアイですので、わざわざ言いません。)
これらの特徴は遺伝形質だということもポイントです。
このページの下部にクイズがありますので、自身のある方はチャレンジしてくださいね!
色・模様・毛質(コート)・耳・目 の種類一覧
色
模様
毛質
-
ホワイト
-
ブラック
-
アグーチ
-
ベージュ
-
ブルー
-
クリーム
-
チョコレート
-
ココア
-
ミンク
-
ブルーベージュ
-
シナモン
-
オレンジ
セルフ
バークシャー
フーデッド
キャップド
マスクド
ヒマラヤン
ハスキー
ダルメシアン
サイアミーズ
アイリッシュ
エセックス
ブレイズ
ベアバック
ストライプ
バリゲイテッド
ノーマル
レッキス
ブリッスル
スキニー
ダブルレッキス
耳
ノーマル
ダンボ
立ち耳
目
ブラック
レッド
ルビー
オッドアイ
このように様々な形質があるので、1万通りぐらいの組み合わせがあります。
海外では上記の形質以外のものもあります。本当に奥が深い世界です。
ではこれらの形質をもっとに詳細に説明してゆきたいと思います。
色

ホワイト
白い、純白の美しさ。無垢な可愛らしさが似合う。

ブラック
幼いうちは茶色っぽいが、大人になるにつれ艶のあるブラックになる

アグーチ
野生色で、一本一本の毛が何層もの色になっている。

ベージュ
クリーム色よりも褪めたトーンの、ブルーアグーチよりの色。

ブルー
灰色、ネズミ色、グレーといろいろな表現をされるブルー。

クリーム
日本で大人気の所謂キンクマハムスター色。ゴールデンレトリーバーみたいともよく言われる。

チョコレート
中間色大好き派に人気のチョコレート。ブラックでもない、茶色でもない曖昧さにドキュンの人多数

ココア
柔らかいミルクココア色。

ミンク
ミンクという言葉に聞きなれない人が多いせいか、ココアやチョコレートの影に隠れて探してる人の少ないレアなカラー。その実、この深みのある美しさを知る人は虜

ブルーベージュ
スッキリとした淡いブルーが美しいブルーベージュ

シナモン
アグーチに似ているがより優しい麦ワラいろ

オレンジ
ブルーと茶色の中間的な色。

シャンパン
目が赤く、淡いクリームいろ

ブルーアグーチ
クリーム色の濃いもので鮮やかで大変美しい















セルフ
バークシャー
フーディッド
キャップド
マスクド
ヒマラヤン
ダルメシアン
サイアミーズ
アイリッシュ
エセックス
ブレイズ
ベアバック
ハスキー
ストライプ
バリゲイテッド
模様
イラストはブラックを例にあげています
体全体が一色でできている
背部が有色で腹部が白色。
フードをかぶったような柄
キャップをかぶったように
頭部だけに色がある
仮面をつけているように
頭部前方のみ色がついている
鼻先 と耳と尾だけに色がついている
ハスキー犬のような柄
ダルメシアン犬のように
全体にぶちが入っている
シャム猫の冬毛のような柄
ツキノワグマのように胸から腹部にかけて白い。












ハチワレ




すべての柄が上記にきれいに属するわけではありません。
少数ですが中には2−3種類の柄が混ざった様なものもあります。
全米ラット協会(AFRMA)の正式なスタンダードではありませんが、便宜上以下のような言い方をします。

